5S活動 整理・整頓の事例紹介






■ 5S活動 整頓の事例紹介(その3)
  ◆ 区画線を引く対象物は?
さてこのページでは、
皆様からいただいた質問を
考えてみたいと思います。

質問は以下です。



区画線を引く対象物の選定に迷っています。
自分の考えでは、
動くモノ(戻す必要のあるもの→工具、治具、バケット等)
と思っています。

設置してあるモノ(棚、ラック等)は対象外としたいのですが、
周りとの意見が違います。





区画線を引く対象物は?

私の考えは以下です。

区画線を引く目的を考えると良いと思います。

まず一つめです。
・最適な置く場所が動いてしまわない。
  ↓    ↓ 
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba2.pdf

作業しやすい置き場を決めたら
置き場線で囲って表示することで
移動しても迷わず戻せます。





次に、二つめです。
・「置き場」で量のコントロールをすること
   ↓ 
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba4.pdf


置き場線を引いて表示することで
この量を越えたらダメという
現場で見えるルールができます。

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

そして三つめです。
・通路を確保する
 ↓ 
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba1.pdf

5S活動でまずやるべきことは、
通路、作業区域、保管区域を
明確にすることです。
通路が無いと運搬に支障をきたし、
いざというときの避難経路も確保できません。





最後に四つめです。
・探す/迷うムダを減らす
   ↓ 
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba3.pdf

置き場を決めて表示すれば
どこに置くか迷うことや
間違えることがなくなりますね。




以上の目的を
考えれば
ご質問にあるとおりで
動くモノ(戻す必要のあるもの→工具、治具、バケット等)は対象で
 設置してあり動く可能性のないモノ(棚、ラック等)は対象外
という考えの方が実用的だと思います。





以上、
5Sの意味をご紹介しました。

5Sの意味は
これが正しいといった
絶対的なものではありません。

会社ごとに異なりますし
同じ会社でも
製造の5S、営業の5S、開発の5Sや
事務職場の5S
など意味が異なる場合もあると思います。


つまり、
それぞれの
仕事に合わせて、
また、目的やレベルに応じて
定義づけしていただけたらと
思います。





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