5S活動 整理・整頓の事例紹介
さてこのページでは、
皆様からいただいた質問を
考えてみたいと思います。
質問は以下です。
区画線を引く対象物の選定に迷っています。
自分の考えでは、
動くモノ(戻す必要のあるもの→工具、治具、バケット等)
と思っています。
設置してあるモノ(棚、ラック等)は対象外としたいのですが、
周りとの意見が違います。
区画線を引く対象物は?
私の考えは以下です。
区画線を引く目的を考えると良いと思います。
まず一つめです。
・最適な置く場所が動いてしまわない。
↓ ↓
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba2.pdf
作業しやすい置き場を決めたら
置き場線で囲って表示することで
移動しても迷わず戻せます。
次に、二つめです。
・「置き場」で量のコントロールをすること
↓
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba4.pdf
置き場線を引いて表示することで
この量を越えたらダメという
現場で見えるルールができます。
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
そして三つめです。
・通路を確保する
↓
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba1.pdf
5S活動でまずやるべきことは、
通路、作業区域、保管区域を
明確にすることです。
通路が無いと運搬に支障をきたし、
いざというときの避難経路も確保できません。
最後に四つめです。
・探す/迷うムダを減らす
↓
http://www.kconsulting.jp/leteer/101217okiba3.pdf
置き場を決めて表示すれば
どこに置くか迷うことや
間違えることがなくなりますね。
以上の目的を
考えれば
ご質問にあるとおりで
動くモノ(戻す必要のあるもの→工具、治具、バケット等)は対象で
設置してあり動く可能性のないモノ(棚、ラック等)は対象外
という考えの方が実用的だと思います。
以上、
5Sの意味をご紹介しました。
5Sの意味は
これが正しいといった
絶対的なものではありません。
会社ごとに異なりますし
同じ会社でも
製造の5S、営業の5S、開発の5Sや
事務職場の5S
など意味が異なる場合もあると思います。
つまり、
それぞれの
仕事に合わせて、
また、目的やレベルに応じて
定義づけしていただけたらと
思います。
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