整理とは
「必要なものと必要でないものとを分けて、必要でないものを捨てること」です。
整理の対象は物理的な物に限りません。
たとえば、スペース、仕事、情報など
いろいろ応用できます。
昔に民主党がやっていた
「事業仕分け」は
「必要な事業と必要でない事業を分けて 必要でない事業を捨てること」でした。
事業の「整理」
ですね。
私たちコンサルタントの教祖みたいな人で
経営学の大家と呼ばれているPFドラッカー曰く
「マネジメントの本質は『捨てること』である」
そのぐらい
大切なことに絞り込むことが
成果を出す要点ということでしょう。
「整理」をしますと
必要なものだけが残ります。
そこで
「整頓」をします。
「必要なものをだけを
誰もがわかるように置き場を決めて表示すること」です。
置き場を決めても守られない。
自分でも決めたことを忘れてしまいますので
他の人はなおわからない。
そこで「表示」が必要なのです。
「表示」までしないと「整頓」と言えません。
また
「表示」していても
「誰もがわかる」でないと
「整頓」とは言えませんね。
また、整理、整頓の順番も大事です。
まず整理、そして整頓の順番が良い。
どうしてでしょうか?
いきなり整頓すると、必要でないものまでも
「置き場を決めて表示」しないといけない。
これはムダですよね。
「清掃」は国語辞典で引くような意味と同じです。
清掃とは
「身の回りのものや職場の中をきれいに掃除すること」です。
これ以上に意味を持たせる場合もあります。
どんな意味でしょうか?
何も考えず漠然と清掃していても儲かりません。
書き出すと長くなりますので
また、無料メールセミナーにて詳しくご説明します。
(
5S無料メールセミナーご登録はこちら≫≫≫)
「整理」「整頓」「清掃」までの3Sの意味は
ほとんどの会社では変わりません。
残り
「清潔」「躾」の意味は会社、職場や仕事によって変わってきます。
食品、医薬品や医療品などでは
一見きれいでも、細菌やバイ菌などがいたのでは許されない。
そこで、まさに清潔そのものの意味で
「職場を衛生的に保つこと」
と考えます。
しかしながら
そこまで衛生性を求めない職場では
「人格や品行が良く、いさぎよいこと」
「いつ誰が見ても、誰が使っても不快感を与えぬようにきれいに保つこと」
などの定義があり得ます。
すなわち「人の行動」や「人へのストレス軽減」などの
意味を持たせることもあります。
しかしながら
私が良く使っている定義はシンプルに
「3Sを維持すること」
です。
「躾」は
「4Sを習慣づけ維持し、更により良い方法を探究すること」
「職場のルールや規律を守ること」
「決めたことを必ず守るように徹底すること」
などの意味があります。
「規律を守ること」
そして「習慣にすること」
さらに「継続的に改善すること」
などの意味もあります。
挨拶、礼儀などを含める場合もあります。
5Sについて詳しく知りたい方は以下にご登録ください。
役立つ無料情報が届きます。
・なぜ5Sすると業績が上がるのか?
・5Sとは何か?
・儲かる5Sのポイントは?
・組織的な5S活動の取り組み事例
・5S活動を続けるポイント など
全11回のメールセミナーでわかりやすくお伝えしていきます。