「進化した」ISO内部監査員研修

 

今日は、長くお世話になっている会社様の5つの事業所(名古屋、豊川2、山形、富山)と
ZoomでつないでISO内部監査員研修でした。

ISO19011(監査のための指針)改定対応
〜 このテーマはすっごい久しぶりでしたが、昔とったキネヅカ。

研修しながらなんだか懐かしい感じでした。

監査の基本と
ISO19011の変更点
・リスクを考慮した監査
を中心に解説しました。

あらためて
監査の基本的な進め方とは?

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監査基準に対して
「対象範囲を確認して」
①手順があるか?
②実行しているか?(証拠の収集)
③効果があるか?
をサンプリングで行うパターンです。
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監査はAuditと
英語では呼ばれますように
ヒヤリングから入ります。

そこで
知っておく必要がある「質問スキル」を紹介します。

内部監査に限らず、
部下育成や、営業面談にも使えるスキルです。

質問には2種類の用い方があります。
ひとつはクローズ質問、もうひとつはオープン質問です。

クローズ質問とは、YesかNoとしか答えられない質問のことです。
たとえば、

・火災の予防活動をしていますか?
・法規制の順守を確認していますか?
・著しい環境側面に関するの認識を高める教育をしていますか?

以上はクローズ質問です。
確認したい結果が単刀直入YesかNoで、
直接すぐわかりますが、
一方で得られる情報は少ない。
また、こたえる側もあまり考えなくて良いという特徴があります。

これに対してオープン質問とは、
YesかNoだけではこたえにならない質問のことです。

たとえば、

・火災の予防活動をどのようにしていますか?
・法規制の順守をどのように確認していますか?
・著しい環境側面に関するの認識を高める教育に何をしていますか?

こちらは、得られる情報は多い。
また、
こたえる側は考えなくてはいけない。
一方でやり取りに時間がかかり
結果がすぐにわからない場合もあります。

ぜひ、状況に応じて使い分けてみましょう。

ところで

え!?
これが「進化した」ISO内部監査員研修!?

もうひとつ
大事なオープン質問があります。

それは
「何か改善したいことありますか?」
または
「何か変えたいと思うことはありますか?」
と問いかけることです。
ISOに限らずなんでもOKです。

この質問をするのと
しないのとでは大違い!

ルールどおりやっているか?
のチェックだけでなく
現場の意見を聴きだして
会社で共有するのも内部監査の大切な役割です。

「進化した」ISO内部監査の方法は
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『儲かるISO内部監査を行うための7つのテクニック』

 

「進化した」ISO内部監査員研修