ウェルビーイングとカイゼン

ウェルビーイングとカイゼン:関係性の質を高める鍵

ウェルビーイングとカイゼン

こんにちは。
今日は、東京で行った組織変革の最高戦略セミナーでした。

このセミナーは、
上司道コミュニティの主宰者で、
コーチビジネス研究所の取締役でもある中村智昭氏とのコラボレーションです。
私としては3年半ぶりの東京での対面開催となりました。

会場とオンラインのハイブリッド形式で行いましたが、
参加者様全員が一体感を持ち、素晴らしい場となりました。
カイゼンネタ出しワークでは、皆さんが共感し合い、笑顔で「わかる〜」「あるある」と感じていました。

特に印象的だったのは、ペアによるコーチングワークでした。
この経験を通じて、カイゼンとコーチングの力を広める使命感が湧き上がりました。
新しい出会いもあり、感謝の気持ちでいっぱいです。

セミナーで強調された「ウェルビーイング」という言葉にも深く共感しました。
「ウェルビーイング」とは心身に良い状態をつくることが良い結果を生み出すこと。

リーダーが部下に思いを押し付けることは、場をしらけさせる一因となります。
その代わりに、コーチングの傾聴や質問を通じて関係性の質を高めることが重要です。
知識やスキルの差よりも、関係性の質こそが30倍の差を生むのです。

また、好き嫌いに基づいて人や部署を判断することも避けるべきです。
コーチ的な関わりがパフォーマンスを高め、
明確なビジョンを共有することは、会社だけでなく部署にも必要です。

さらに、育てる意欲はあるものの、
具体的なサポートが足りない場合、
部下は上司に対して誤解することがあります。
コミュニケーションを通じて、
真意を汲み取り、傾聴や質問を通じて関係性の質を向上させましょう。

そして、心理的安全性に関する話題も気づきがありました。
リーダーが自分の弱みを率直に認めることは、
組織内で心理的安全性を高める非常に強力な手段です。

このアプローチにより、
メンバーたちは自分自身が失敗やミスを犯しても、
そのことを恐れずに率直に議論し、
改善の機会と捉えることができる環境が醸成されます。

言い換えれば、
心理的安全性は、失敗や弱みを告白しても安心感を持てるという、
何でも話せる環境を作り出す力です。

ただし、リーダーが弱みを認めることは、リーダー自身が進化し、学び続ける姿勢を示す一環として捉えるべきで、
ビジョンに向かって前向きに取り組む姿勢が大前提となります。
このようなリーダーシップは、組織内で「ウェルビーイング」をつくり、
成果を生み出すための重要な要素となります。

おわりに、
カイゼンとコーチングの関連性を改めて確認しました。

これらはセットで考えるべきであり、
一つが欠けても完全な効果が得られないことを理解しました。

今後もカイゼンの考え方とコーチングの力を広め、
組織をより良い方向に導いていきたいと思います。

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