■ 忙しい人に動いてもらう方法
今日は、人に動いてもらうスキルを紹介します。

忙しい人に
どのように改善活動をやってもらうかを
想定していますが

このスキルは
人に仕事などをお願いする
あらゆる場合に使えます。


まずムリはしないこと

仕事には必ず繁忙期と閑散期(または非繁忙期)とがあります。

本当の繁忙期には、相手にしてくれなくても仕方ありません。

「いつ頃になったら仕事一段落しますか?」と聴いて
その時期になったら、また訪問してみます。


そして、まず「聴く」ことです。
「○○さんの感じている職場の課題は何ですか?」とか
質問して
一生懸命聴きます。

「聴く」と「聞く」とは違います。
「聴く」とは字のとおり
「耳 + 目と心」で共感して聴くことです。

多くの人は話しを聴いてくれる人に
好感を持ってくれます。



いきなりリクエストしても
聴いてくれないこともあります。
しかし、相手を良く理解して
そのうえでリクエストすれば聴いてくれます。
 ↓    ↓
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そして、改善の考え方や手法を紹介して
意見を言ってもらいます。

自分の考えと多少異なっていても
相手の自主性を尊重して、
自分の案を押しつけないこと。

そして、相手の案、自分の案でなく、
より良い第三案を見つけます。

こんなふうに、
良い案ができたので、
安心して帰ってしまうと、


次回訪問すると
何も実行してくれていないことも多くありました。

そこで、できれば
案ができた、
その場で
「一緒にやろう」と
言って
最初の一歩をスタートさせます。

相手も、
「まあ。しかたないね」と
重い腰を上げてやってくれるでしょう。

そしてある程度、できそうな目処がたったら
「いい感じですね。」
「いつまでにやっていただけますか?」
と質問して
約束をしてもらいます。



以上は、多くの失敗から学び
私が良いと思ってやっている方法です。

毎回はできませんが、
ここそという重要なポイントでやっています。


そして、この方法で、
うまくいかなかった記憶はありませんv










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