[効率の良い」清掃の作業順序とは?(標準化)



 


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◆「効率の良い」清掃の作業順序は? (標準化)

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今回は、「効率の良い」清掃の作業順序(標準化)

を考えてみます。

 

先日、ある会社さんの5S活動で

若手社員が機械の清掃のしかたを

書いてくれました。

   

この、紙を見ながら、どんな順序で清掃したら効率が良いのか

ベテランも含めて対話して効率の良い順序を確認するとともに

お互いの学びを深めました。

 

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人によっていろんなやり方があると、

(もちろん、同じ人でも、毎回やり方が違うと)

結果がバラつきます。

 

そこで、その中で最も良いやり方を見つけ出して

やり方を統一するのが「標準化」です。

 

てっとり早く、ベテランのノウハウを文書化して、

「皆、そのとおりやれ!」

でも良いのですが、

あえて、それぞれのやり方を書いてもらってミーティングする方法もお勧めです。

 

そんな場をつくることで

皆が、なぜ?そのやり方が良いのか理解することができて、

そして、作業順序を決める場合の、定石を理解することができます。

 

カイゼンによる成果は一時的なものですが

思考力ある現場、応用のきく現場をつくれば、継続的に成果を出してくれます。

 

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ところで、

この清掃の作業順序はとても興味深いものですので

ご紹介します。

 

以下は若手社員が書いてくれたものです。

 

1.成形機の埃を上からとっていく

2.成形機のレール、タイバーの油汚れを拭く(メタルクリーナー)

3.可塑化 受け皿、その周り汚れをとる、ウエス交換

4.成形機にそうじ機かけしながら、使っていないものを片付ける

5.成形機周りのコードをまとめる

6.製品がおちる所、周りの汚れがないか点検する

 

実を言うと、効率の良い清掃の原則から考えた場合の作業順序は

上記順序とは異なっております。

本当は以下が良いのです。

 

5 → 4 → 1 → 3 → 2 → 6

 

まず、5 → 4

を先にやりたいのはなぜか?

なぜか?

整理、整頓が不十分なままでは清掃がしにくい。

清掃の前に、整理、そして整頓をしておいた方がスムーズに掃除機をかけれるから。

 

そして

3 → 2

の順番が良いのはなぜか?

先に汚れている箇所(油汚れ)を拭くと、きれいな箇所にも汚れがうつる恐れがあるから。

 

※しかしながら、この事例においては

清掃をするときは、まだ成形機が熱を持っているために

冷えるまでに、5、4 をやっておくのだそうです。

 

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以下に清掃の原則をご紹介します。

(上記の事例からわかるように、あくまでも原則であり例外もあります)

 

・あらかじめ整理・整頓しておく

・高いところから低いところの順番に清掃する

・きれいなところから、汚れているところの順に清掃する

・遠いところから、近いところの順に清掃する

 

 

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皆さまの清掃テクニックもぜひ、教えてください。

 
 
 
 
 











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「効率の良い」清掃の作業順序とは?(標準化)