小さなカイゼンを多くやる。意見の出やすい環境をつくる

先日、あかつき社労士事務所の冨田さんとのコラボで展開している
「カイゼン活動による次世代リーダー養成講座」の発表会がありました。

どのグループも気持ちの入った発表ばかりで、
発表の持ち時間10分はあっという間に感じました。

皆が大きな試練?
を無事乗り越えて経験知を上げましたね。

以下は学びの一部抜粋です。

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・職場の課題と農家の課題とある。まずは、提案、というか、相談や報告から。
意見の出やすい環境をつくることから。

・声が出たら、まず何でも受け入れる。

・栽培日誌のメール便、直販メールバッグ、封筒⇒ 専用の色分けメール袋に。

・女性、若手、中堅社員が積極的に参加してくれる。
ベテランは、リスク回避。
安定していたらあえて動きたくない

・支店からの問合せや相談内容はカイゼン として取り組んでいく必要がある

・2人でもカイゼン活動ができる

・鍵付きに入っている書類を出して、重要用氏を鍵付きに移動。
中身がわかりやすいように内容物を表示

・領収書の、マニュアル通りの起票できていない
⇒記入例をつくった。
マニュアルよりも記入例が有効。

・人の成長は職場の成長

・各種ローンごとに、必要書類の一覧表をつくった

・些細なことでも改善できると、達成感がわき、うれしくなる。

・ちらしをコッコ良くしたい ⇒ カラーにした

・会議では出ない意見が、座談会では、想像以上に多くでる

・24年度⇒25年度 住宅ローン取得が、5億に増えた

・普段の業務のなかで、カイゼンすべきことに気づく意識が大事

・大人数でミーティングできない。
しかし義務化しなくても、カイゼンネタが出た

・恐る恐るやってみたがカイゼン好意的に見られた

・リーダーがはっきりしないと不定期な活動になる

・女性のパワーをもっと生かすべき

・集団で何かを行動するのは大変だが、意識づけをする事により、
少しづつ変えていく事は可能である。

・毎日伝票綴じる。穴なし伝票でサイズ不揃いなので、いちいち穴開けるのがたいへん
⇒ 先に開けとこう

・誰もが使うコピー機の前に、ボードを設置した
⇒ 常に見えることから、意識が高まった。

・個人ごとの業務で共通業務がない ⇒ お互いの業務で質問し合う
⇒ 連携アップした:アンケート結果、100%

・振り込め詐欺注意報カードをお客へ手渡しを、現場の意見から始めた
⇒ お客様と世間話、親しみやすさ。職員意識向上につながった。

・自分から、行動すること

・相談室に、物がなくなった
⇒ 来客者を通しても恥ずかしくない応接になった。

・FAX送信票を複数あるポケットに事業所名をつけて
分けることで「探す」がなくなった。

・ボードにカイゼンカードを貼ってもらうように依頼
⇒ 誰も貼らない。自分の意見だけ1ヶ月ポツンと。
   意見がゼロ。
そこでメンバーに紙を配って書いて出してもらった
20件以上のカイゼンネタが出てカード足りないくらい。
⇒ 意見がない訳ではない。引き出し方が悪いだけ

・職員が、園芸品をどこにあるか聴く。
すると、自分も探す
⇒ 整理整頓したら、職員が1人で探せるようになった

・文房具の取りまとめ発注で安くなるが現場で発注される
注文早めて、大量使用の4月1日に入るようにする

・メンバー以外の上席者からも意見をもらうことが出来た。

・マスコミへのニュースリリース。情報発信。白黒 ⇒ チラシ風

・改善、以前やっていたのが、半年1テーマだけ。今回は小さなカイゼンを多くやる。
片づけでなくて、カイゼン。カイゼンというとやる気が出る

・月次決算にあたって毎回議論が起きる ⇒ 月次決算配賦のルールを明確化。

・電報利用報告書、品名マスタ登録票など書式改善で10月以降の問合せゼロ。

・今回の活動で、今の部署がまとまっているのを、実感できた。

・1人では取組みにくいことも、メンバーでやると
やらざるを得なくなり、結果できてしまう。

・あらためて、こんなカイゼンネタがあるのか。

・自分はリーダーに向かないタイプなのかな?
だけどこの活動で目覚めた

・より良くする⇒複雑にしない。シンプルにする。

  

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上記のように書いてしまうと単純なようですが
一つ一つのカイゼンにストーリーがあって
学びがありました。

私たちもびっくりするほど今回の講座内容が
伝わっていて職場で実践してくれた次世代リーダー、
サポートいただいた管理職の皆様、
推進事務局の皆様に感謝です。