小カイゼン型QCサークル(小集団活動)発表会

QCサークル(小集団活動)発表会

私がお世話になっている会社様のカイゼン活動においては
テーマを持って問題解決ステップを使った改善と
小カイゼン積み重ね型を並行して取り組んでいただいています。

両方のカイゼンを全社で取り組み
発表会までやっている会社は
世間では珍しいと思います。

このうち「小カイゼンの」発表会が先日行われました。

※コロナ対応で政府方針発表の少し前で
もう3日遅れていたら発表会できなかったと思います。
開催できたのが本当に良かったです。

発表会においては
あらためて
小さなカイゼンのおもしろさ/素晴らしさが伝わってきました。

いくつか事例をご紹介します。

・リフト作業時に他の人が使っていて待つ(1日約12回)
⇒約3分を利用してボルトの組付け作業を行う
以前は注文が来てからボルトの組付けを行っていた。事前に組付けて置くので出荷時は梱包だけですむ

ちょっとした手待ち時間を活用することで
1日30分以上仕事が早く終わるようになりました。

・類似機を元に設計する場合、類似機のファイルを流用するが、
ファイル名の内、工番記入欄を変更する必要がある。
⇒ファイル名変更作業を手打ちからマクロによる自動化を実施
ファイル名変更作業が1分から15秒に短縮(エンジニアリング)

・プレート(リピート品)加工の際に、複数の角度計算を毎回電卓で行わなければならず、段取りに時間がかかる。
⇒角度の計算式をプログラムに直接組み込むことで電卓で計算する必要がなくなり、段取り時間が20分短縮した。(酒田機械)

など
くりかえし作業はマクロ化、プログラム化
することで時間短縮につながります。

・床下に張ってある配線が通行時に引っかかる。
⇒ 配線上に板を設けた。配線で足が引っかかることがなくなった。

・ターニング台をありあわせでつくったところがあり、2人乗ると安全面で不安がある。
⇒ 安全を重視して作り直す。不安定がなくなった。

・丸棒をバンギの上に置いてあるだけなので不安定。ころがり落ちる可能性があった。
⇒丸棒台を作成した。安定して台から落ちることがなくなった。

・プレスの曲げ尺置き場~曲げ尺が無く、プレス機に適当に置いてあった。
⇒ 専用の置き場をつくった。見た目もよくなり、紛失することもなくなった。

・塗装品置き場。大きく場所を取り、作業と通行の妨げる。塗装品が増える度に探すことが多くなる
⇒塗装品用棚の作成。同じ床面積でより多くの塗装品を収納できるようになり、置くスペースが減った。
探しやすくなった。

・ジャッキ運搬用台車~キャスターが小さく動かしづらい。また、乗せている物の種類を表示するためメモ紙を貼り付けている。
⇒キャスターを大きくする。動かしやすくなった。
同台車にメモ貼り付けている。取れやすいし
⇒ホワイトボードを付けた。ホワイトボードによって表示を書く側は書きやすく、見る側は見やすくなった。「メモを貼る」余分な動作がなくなった

など
不安定、あぶなっかしい
を放っておかずに
カイゼンネタとしてあげる。
「異常の打ち上げ」もこの場から増えて
小さな「やりにくさ」「あぶなっかしい」(異常)を自ら見つけて
(指摘されてではない)
チームでカイゼンする場があることで
自分で気づいて行動できる現場が育ちます。

これらの小カイゼンは
直接効果は小さくとも
放置することによる
トラブル発生がなくなること。

気づける人が育つ
(すべては指摘ではなくて
現場からの現場からの意見がスタートになっています)
コミュニケーションが増えること

モチベーションが上がるを考えると
経営数字につながる効果は計り知れません。

国道1号線

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