昭島駅

新入社員の意見から標準化のレベルアップ

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こんにちは。今日も綺麗な冬の青空が広がります。
東京の会社様へ。

改善のリーダー向け教育ステップ2の2回目!

改善で働きやすい職場をつくると共に、自らの意見で職場や仕事が良くなることから働き甲斐につなげます。
そしてせっかくやったことは皆で共有し学び合い良い事例を横展開します。

新入社員の意見から
標準化のレベルアップにつながった事例が複数ありました。

・新入社員がマニュアルに詳細が書いてなくて作業にてこずっていた
⇒ 職場の皆で手分けして各種マニュアルを具体化
マニュアルがないものを作成
など

すぐに解決策が思い浮かばない改善ネタについては
問題解決ステップを使ったり
皆で考えることによって
色んな改善の選択肢が出されて
より良い改善を行うことができます。

たとえば
・電線をボビンに巻き取るのに時間がかかる

この事例では、
(あえて現状把握を省いて)
時間がかかる要因出しから皆で行いました。

要因と対策例としては?
・巻き取りのやり方
⇒ やり方を工夫し標準化する
・巻き取りのスキル
⇒ スキルを具体化しトレーニングする
・電線が長い
⇒ 短い電線で納入する
・絡まりやすい電線
⇒ 電線の種類を変える
・巻き取るための道具が良くない
⇒ 道具を工夫する
・ボビン巻きで納入されていない
⇒ あらかじめボビン巻きをしてもらい納入する

こういったアイディア出しを
皆で行うのは実に楽しい作業です。

皆で意見を出し合うことで
色んな視点からの改善案が出されるし
実行段階でも協力が得られ
このプロセスから意識やチーム力向上にもつながります。

優先付けの結果、
・購買部門において
ボビン巻き仕様の電線をメーカーに相談してもらうこと

・受け入れ部門において
人による巻き方やかかる時間を調査すること
が選ばれました。

改善活動の目的「働きやすさと働き甲斐」