改善活動/5Sがお客様へのお役だちを増やし会社の利益を生む

 

先日は福祉/運動用具メーカー様
改善活動/5Sの発表会でした。

会社の会議室と、
オンラインでつなぐハイブリッド発表会。

ハイブリッドですと
離れた支店や営業所からも
参加しやすいです。

1年少し前コロナ禍のど真ん中でキックオフした研修。
緊急事態宣言の都度、研修が中断され心配されましたが、
皆さま活動を続けられての発表は素晴らしいもの。

カイゼンへの思い、5Sの知恵や工夫がとても良く伝わってきました。

・小さなストレスをカイゼンで解消
・昔からのやり方を見直す
・ひとつ一つ疑問もつ
・川の流れにようにスムーズに
・みんなの思いをみんなで叶える
・カイゼンで他部署の活動を知ることができる
・スペースは活用次第で利益を生む
など名言多数。

改善/5S事例をいくつか紹介します。

パーツM類が、
10年以上前の旧社屋からの引っ越しのまま、
特に整頓されておらず、いたる所で保管されている
⇒ 主として使う場所1か所に集約した

保管場所を1か所に集約した事により、
あちこち探さなくても良くなった。
新しく入社した人や
営業マンに説明するのが楽になった。

そして、
1か所に集約した事により、空きスペースができた。
⇒ その空きスペースにこまかく細かく分割できる引き出しを設置。
⇒ スペースの問題でパーツ化できなかった物がパーツとして保管利用できるようになった。
⇒ パーツ化を望んでいたスタッフの笑顔がみれた。
さらに!
パーツを社内だけで使用するのではなく、外部にも販売する計画を立てる
⇒ 営業からお客様に案内してもらった
⇒ パーツを販売することでお客様へのお役だち/会社の利益を生むことにつながった。

いかがでしょうか。
5Sをしてできたスペースを有効活用することは
「活スペース」と呼ばれますが
お客様へのお役だち/会社の利益にもつながることは
めざすことの一つです。

その他にも

・作業場にデッドスペースがあり棚を設置した。
その棚に作業台に置きっぱなしだった備品類を収納
⇒ 作業台の上を広く使えるようになり作業効率が向上した

・出庫作業を自分で入力した分は自分で検品、出庫をしていた
タイミングによっては在庫BOXは一度片付けられる。
歩行など付帯作業が多くなり出庫ミスもあった。
⇒ 出庫係を毎日当番を決めて一人で行う。
ダブルチェックの当番も決めた
⇒ 作業時間に余裕ができた
⇒ 出庫ミスがゼロになった。
業務に集中できるようになった。

など
身近な現場発案によるカイゼン事例のオンパレード。
あっという間の2時間半。

発表会は通過点。
今後は活動を継続発展していくとともに
営業部門や事務部門にも広げていきます。

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