■ 5Sカイゼン活動コンサルティング

●建築材料製造I社様


2012年6月~2013年2月実施
(内容)
・月2回訪問
・5Sリーダー研修
・5S管理職研修
・現場巡回支援
・発表会

成果について→  こちら


「グループナンバー1になろう」「目を見張る職場にしよう」
を合言葉に半年間。5Sリーダーを中心に全員参加でたいへんな量と質の5Sカイゼンを行いました。
全員がひとつの方向に向かって、
「愚直に実践」
するとこんなにも大きな成果が出るんだと再認識させられました。

これだけの活動ができたのは、何が良かったのか?
以下の3つにまとめてみました。

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◆トップダウン(強制力)とボトムアップ

初期段階に、社長自ら食堂の棚や、水槽の整理・整頓・清掃をされたことは、
私たちにとっても「驚きと感動」でした。

社長だけでなく管理職も7Sを実践され、
「7SでグループNO1になる」
ことを常に語られ、本気度が全従業員に伝わっていました。
管理職も7S全社ガイドラインをつくるなど役割を担っていました。

現場の7S活動じたいはQCサークル(小集団活動)ベースで行い、
自分たちで課題を見つけてはカイゼンするスタイルをとりましたので、
「やらされ」だけでなく現場の主体性を引き出し、
それ以上に現場の「向上心」が優っていました。

◆活動の「見える化」

QCサークルごとに個性的な「7Sカイゼンボード」をつくられて
常に、活動への思い、目標、役割、進行状況や改善事例が「見える」ようになって
活動の共有や行動を促進するのに効果的でした。

◆リーダーによる職場巡回

月に2回ずつ、リーダー全員による職場の巡回(「愛の宅急便」と呼ぶ)を行い、
改善状況をお互いに紹介し合うとともに、
気づいたことを指摘しあうことは相互学習になりました。
そして、毎回、現場が変わっていく様子をお互いに目のあたりにすることは
プチ「驚きと感動」を与えてくれて刺激になりました。

今回の活動を通じて、私自身も
「カイゼンに近道はない」
「全員でひとつずつ 「コツコツと毎日」愚直に実践すること」
「それが大きな成果につながること」
「気持ちの入った「手間をかけた活動が」驚きと感動を呼ぶ」
ことを再認識させられました。

素晴らしい7S活動をされた皆様に感謝!です。
また、2013年2月の同テーマにおけるコンサルティング終了後も、ますます進化されて、
在庫の半減以下、廃棄ロスの激減など著しい成果を出されています。